ニキビ予防には食生活が関係している!

ストレスや過剰な皮脂分泌・乾燥などによって発症する大人ニキビに悩んでいる方は少なくありません。大人ニキビの対策としては、多くの方がまずスキンケアを見直しを考えることでしょう。肌に塗る化粧品を見直すことは確かに大事です。

しかし、毎日の食生活や睡眠などの生活習慣がお肌に大きな影響を与えていることも忘れるべきではありません。例えば、脂の多い食事ばかりをしていると栄養素が偏ってしまうだけでなく、毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまい、ニキビができやすい肌になってしまいます。ですから生活習慣の見直しを図ることも、大事なニキビ対策です。

食生活を見直してみよう!

大人ニキビに悩んでいる方は、毎日の食生活に原因があるかもしれません。この機会に食生活を見直してみるのはどうでしょうか?例えば、「最近あまり野菜を食べていない」「揚げ物をよく食べる」「ファーストフードが大好き」「甘いお菓子やスナック菓子をよく食べている」「毎日3食の食事をしていない」などの食習慣は、ニキビができやすい食生活です。これだと健康なお肌に必要なビタミン類が欠乏し、皮脂の分泌を上手にコントロールすることができずに過剰分泌を促し、結果的にニキビ発症の原因となります。また、ニキビまでいかなくても、肌のテカリや毛穴のつまりなどの肌トラブルを招くことになります。

ニキビ肌を招く脂の多い食事とは?

では、脂質を多く含む食事にはどのようなものが挙げられるのでしょうか?それには唐揚げや天ぷらなどの揚げ物類・ファーストフード・ラーメン・カップラーメン・インスタントラーメン・スナック菓子・スイーツ類・チョコレートなどが挙げられます。

ファーストフードは油分を多く使っていますし、ラーメン類はスープに脂質がたくさん使われており、カップラーメンやインスタントラーメンは油で揚げてあります。また、スナック菓子もサラダ油で揚げてあり、香ばしさをつけるためにラードを使用している商品もあります。スイーツ類はバターやマーガリン・生クリームなどの脂肪分をたくさん使用しています。チョコレートは、原料のカカオに多くの脂肪分が含まれています。

詳しくは後述しますが、これら脂質の多い食品をいつも摂取していると体内で多くの「ビタミンB2」と「ビタミンB6」が消耗されてしまいます。そうすると肌は皮脂が過剰に分泌されるようになり、ニキビ発症の原因となるのです。実際、脂っぽいものを食べた翌日に「いつもよりお肌のべたつきを感じる」という経験をされた方も少なくないでしょう。

美肌に必要な栄養素とは?

皮脂を抑えて肌を美肌へ導くためには、ビタミンB2とビタミンB6が多く含まれている食べ物を意識的に摂取することが大事です。ビタミンB2とビタミンB6は、「皮膚ビタミン」と呼ばれるほど、美肌には欠かせない栄養素として知られています。

これらのビタミンは、具体的にニキビ肌にどのように働きかけるのでしょうか?まずビタミンB2は、食事や間食で摂取した脂質を体内でエネルギーへと変換するサポートをしています。ビタミンB2 が不足すると、脂質の代謝バランスが崩れ、肌の皮脂分泌も上手にコントロールすることができなくなります。その結果、肌表面のpHバランスが崩れることで抵抗力が弱ってしまい、細菌などが入りやすくなってニキビや吹き出物ができやすい肌になってしまいます。

ビタミンB6は脂質を消化する役割に加え、角質などタンパク質を合成するときに欠かせない働きをしています。特に必要なアミノ酸が不足しているときは、肌の新陣代謝がうまくいくように別のアミノ酸を利用できるよう成分を作りかえるよう働きかけます。このおかげで、毛穴の詰まりやニキビや肌荒れなどを妨げるのです。

ビタミンB2とビタミンB6が多く含まれている食品とは?

では、体内で皮脂をコントロールするビタミンB2とビタミンB6が多く含まれている代表的な食品とは何でしょうか?ビタミンB2が多く含まれている食品には、豚・牛・鶏のレバー・卵・焼き海苔・キノコ類・納豆などが挙げられます。

またビタミンB6が多く含まれている食品としては、カツオ・アジ・サンマ・マグロ・鶏むね肉・ささみ・にんにくなどが代表的です。もし脂の多い食事をしてしまったなら、これらの食品を意識して摂取するようにしましょう。また、日ごろからビタミンB2とビタミンB6が多く含まれている食品を食事に取り入れるなら、ニキビ肌の予防や改善につながります。