お酒は美肌の天敵!

お酒を飲むことはわたしたちの生活習慣の一部になっています。普段ゆったりとした時間を楽しむのにお酒をたしなむ方は多いです。仕事や人間関係などのストレスをお酒で解消するという方も少なくありません。また忘年会や新年会など年末年始の時期は、お酒を飲む機会がいつも以上に増えます。

適度なお酒は血行を促す作用があるので、美肌に良いとも言われています。お酒を飲むこと自体は悪いことではありません。しかし、お酒の飲み方や量によっては、体や肌に悪影響を及ぼすことがあります。

みなさんはアルコールが肌に与える影響について考えたことはありますか?お酒は飲み過ぎると内臓、特に肝臓に大きなダメージを与えます。肝臓は肌の機能と深い関りがあるため、内臓が弱ってくると肌の調子も悪くなってきます。また、アルコールを分解する時には体内の水分が消費されるため、過度の飲酒をすると不必要に肌の水分が失われます。その結果、肌は乾燥やニキビ・炎症・変色・早期老化などのリスクに見舞われます。このようにアルコールは肌に悪影響を及ぼすため「美肌の天敵」と言われることもあります。とはいえ、お酒を上手に飲み、飲んだ後にしっかりスキンケアをすれば美肌を維持することは可能です。

過剰な飲酒がお肌に与える影響とは?

お酒の適度な量には個人差がありますが、一般的な女性の場合、1日あたりの適度な飲酒量は、ビールなら250ml、ワインであれば100ml程度と言われています。それ以上飲むと、翌日肌に何かしらの悪影響を引き起こす恐れがあります。

では、過剰な飲酒は肌にどのような影響を与えるのでしょうか?酒には様々な種類がありますが、その中でも糖分が多く含まれているビール・日本酒・梅酒・甘いカクテルなどを飲み過ぎると、ニキビや吹き出物ができやすくなります。糖分の過剰摂取をすると、皮脂が過剰に分泌されて毛穴が詰まりやすくなるので、ニキビや吹き出物を招きやすくなるのです。また体内では、アルコールを分解するためにビタミンB群が大量に消耗されていきます。ビタミンB群は肌の代謝を促す栄養素です。そのため体内のビタミンB群が多量の飲酒によって無駄に消費されると、ニキビや吹き出物などの肌トラブルのリスクが高くなります。

先ほど少し触れましたが、過度の飲酒は体内を脱水症状にします。実際、お酒を飲み過ぎた後に喉がカラカラに乾いているという経験をする方は少なくありません。これは体内でアルコールを分解するために大量の水分が使われるからです。体内の水分が失われると、肌の水分も失われるため乾燥肌を招きます。冬の乾燥も加わることで肌には大きなダメージとなり、ニキビやシワなどのトラブルも招きます。

お肌にダメージを与えない上手な飲み方とは?

お酒の種類によって、肌に与える影響は異なります。年末年始はどうしてもお酒を飲む機会が増えますが、肌へのダメージが比較的少ないお酒を選ぶとニキビ予防にもつながります。肌への影響が比較的少ないと言われているお酒は「蒸留酒」です。蒸留酒にはウイスキー・ウオッカ・ブランデー・テキーラ・ジン・ライム・焼酎などがあります。

これらのタイプのお酒は水やお湯で割って薄めて飲むことでアルコール濃度を下げられますし、クリアな色のお酒ほど不純物が取り除かれているので糖質がほとんど含まれません。またアルコールが体内で分解されるのが早いため、肌に与える影響を最小限にとどめることが可能です。

一方、ビール・日本酒・ワイン・甘いカクテルなどの「醸造酒」は、米やブドウなどの原料を糖化してアルコールを発酵させたものです。糖質が多く含まれているので飲み過ぎると肌トラブルを招きます。

お酒を飲んだ後のスキンケアとは?

お酒の種類を慎重に選ぶことに加え、お酒を飲んだ後は、失われた水分を肌に補充するためにスキンケアをしましょう。どんなに遅く帰宅したとしても、メイクを必ず落として寝ることは基本です。いつも通りクレンジングと洗顔をした後は、たっぷりの化粧水で水分を補給し、乳液やクリームをつけて保湿ケアを行って肌を整えましょう。

そして、翌日も水分補給をするために「白湯」を飲みましょう。白湯は体内への吸収率が高い上、体内の老廃物を排出する作用があるので、代謝アップを期待できます。お酒をたくさん飲んだ翌日は顔がむくんでしまうこともありますが、むくみが気になる部位には温かいタオルと冷たいタオルを交互に充てると良いでしょう。

お酒は飲み方次第!

お酒は飲み方次第で、肌に良い影響もあれば悪い影響もあります。過度な飲酒は肌トラブルだけでなく、他の部位にも悪影響を及ぼします。飲んだ後のスキンケアにも気を付けながら、自分の体質に合った適度な量と飲み方をするように心がけましょう。